【釜山7日聯合】5月末に摘発された日本切手偽造団の犯行に日本の暴力団が介入していたことが分かった。
 釜山警察庁が7日に明らかにしたところによると、捜査協力している大阪府警が先月末、偽造された日本の切手を日本国内に流通させた容疑(刑法上切手偽造)で日本人の日本国内流通責任者、山口組系幹部ら4人を拘束、1人を在宅のまま立件した。警察によると、流通責任者の男は年初に韓国で偽造された日本の切手を受け取り、山口組系幹部ら暴力団員を通じ大阪一帯に流通させた疑い。額面200円の切手を1枚90円で3000枚流通させ、57万円の不当な利益を得ている。偽造団が日本に密輸出し流通させた偽造切手が200円切手100万枚、50円切手20万枚の計120万枚に上ることから、警察では余罪がないか調べを進めている。

 これに先立ち釜山警察署国際犯罪捜査隊は5月29日、国内で時価23億ウォン(約2億3680万円)相当の日本の切手160万枚を偽造しこのうち21億ウォン相当を日本に流通させた容疑で、韓国人5人を拘束している。

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