【ニューデリー6日聯合】アジア新興市場の景気寒波のなかでも、現代自動車はインドでの上半期販売で過去最高の業績を上げた。
 現代自インド法人は6日、上半期に内需13万6194台、輸出9万7951台の計23万4145台を販売したと明らかにした。前年同期に比べ45.3%多く、上半期ベース業績としては現地法人設立9年間で最高の数値を記録した。連日の国際原油価格と原材料価格の上昇に伴う車両価格の引き上げ、13年来の最大規模となったインフレなど悪材料のなかでの業績とあり、さらに大きな意味を持つ。昨年には17%だった現地市場シェアは21.1%を記録した。

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 こうした好調は、昨年10月にインド市場を狙って投入した新車「i10」の役割が大きい。第2工場の完工で生産規模を年間60万台に拡大したほか、販売組織強化やサービス品質向上を図ったことが売上成長に寄与した。また、現地消費者が選ぶ「今年の車」賞を受賞するなど現地消費者の信頼を築いたことが、急激な販売増加につながったと、同社は話している。


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