警察によると、進歩連帯が5月中旬に発行した「闘争指針」からは、「毎日キャンドル集会を開き、特に週末には総力を集中してほしい」「政府が(牛肉輸入衛生条件)告示を強行すればすぐに糾弾活動を組織してほしい」「警察の暴力に抗議してほしい」などとの内容が確認されたという。
また先月20~22日に行われた「48時間国民行動」で、進歩連帯は「大学路から市庁に向け行進をスタートする」「国会議員に抗議の電話とメールを送ろう」と主張したほか、「砂袋を幅5メートルに積む場合は13万5000袋が必要だ」と言及するなど具体的な行動を立てていたという。
警察はまた、国民対策会議事務室から押収した「48時間国民行動提案」には、「『明博山城』(警察によるコンテナバリケード)より高い土城の構築、参加者の行進方向案内」などといった提案や街頭行進の計画も記されていたと伝えた。
警察関係者は、キャンドル集会で青瓦台(大統領府)に向かおうと主張し、参加団体に定期的に闘争指針を通知したことは、国民対策会議と進歩連帯が違法なキャンドル集会の「コントロールタワー」役を果たしていたという明白な証拠だと説明している。
一方、警察は同日午前に李明博(イ・ミョンバク)大統領弾劾を目指す「2MB弾劾闘争連帯」の事務室を家宅捜索し、関連資料などを押収した。
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