ソウル・太平路で、デモ行進のようす=3日、ソウル(聯合)
ソウル・太平路で、デモ行進のようす=3日、ソウル(聯合)
【ソウル4日聯合】キリスト教団体が主催するキャンドル集会が3日で4日目を迎えたが、これまでと同様に「非暴力・平和」を基調とし、摩擦が生じることなく終了した。
 韓国キリスト教教会協議会(NCCK)正義平和委員会は、3日間にわたり時局ミサとキャンドル集会を主導してきた天主教正義具現全国司祭団からバトンを受け継ぎ、3日午後7時からソウル市庁舎前広場で「国民尊厳宣言と平和集会保障に向けたキリスト教時局祈祷会」を開催した。キリスト教信徒を含む3500人余り(警察推計)が参加し、街頭デモも行った。

 NCCKは政府に対し、米国産牛肉輸入問題に関する「キャンドル民心」を受け入れるよう求めた。また、「過去の軍部独裁時代に類似した公安政局が造成されている現実に、われわれキリスト教者はもはや沈黙することができずキャンドルを手にする」と主張。大統領が国民の前で真心をもって謝罪し、連行されたデモ参加者らを全員釈放した上で、2度とこのようなことがないよう暴力鎮圧の責任者らを厳しく懲戒すべきだと要求した。

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