【ソウル3日聯合】第3四半期の輸出景気は第2四半期に比べ期待感がやや落ち、全般的に横ばいとなりそうだ。
 韓国貿易協会国際貿易研究院が3日、主要輸出業者らを対象にこのほど実施した輸出産業景気見通し(EBSI)調査の結果を明らかにした。それによると、第3四半期のEBSI見通しは90.6で、第2四半期(128.3)を大きく下回った。EBSIは、輸出業者が感じる景気見通しを指数化したもの。基準値の100を超えると来月の輸出景気が好転するとみる業者がそうでない業者より多いことを、100を下回るとその逆を示す。

 項目別にみると、輸出商談(114.9)、輸出契約(111.3)、従業員数(103.7)の順で高く、輸出商品製造原価(30.6)と輸出用原材料輸入(38.4)はかなり低い数値を示した。業種別では、軽工業が不振、第1次産業と重化学工業は横ばいの見通し。品目別では、金属鉱物、輸送機械などが好調の見込みだが、残る品目はすべて横ばいまたは不振が予想される。

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