【ソウル2日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は2日、原油高など経済危機について「われわれが直面する経済的な困難は、第1、2次オイルショックに準じる第3次オイルショックといえるほどの状況だ」と述べた。青瓦台(大統領府)首席秘書官会議を主宰した席での発言を、李東官(イ・ドングァン)報道官が伝えた。
 李大統領は、こうした難局を政府だけの努力で克服するのは難しく、政府と国会、企業、労働者全員が危機克服を目指し力と知恵を集める必要があるとした。この原油高状況を乗り切るために、まず政府から気を引き締め物価安定と経済活性化に向け努力すべきと強調している。

 また、第18代国会を速やかに開き政府が整えた民生安定対策が実行されるよう協力し、規制改革や減税など経済再生に向けた各種の制度改善を先導していかなければならないと説いた。雇用創出と危機克服のためには、経済主体が各自の役割を果たし忍耐と譲歩で苦痛を分かち合う姿勢も必要だとした。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0