李会長はサムスンが現在置かれている危機状況について、李前会長の退陣と戦略企画室解体による「リーダーシップの危機」、10年20年後にどのようにして生計を立てているかという「未来生計の危機」、不正事件関連捜査によるグループの対内外イメージ棄損とそれに伴う「ブランド危機」と規定した。これまでの危機状況は、李前会長の強いリーダーシップと戦略企画室のガイドでグループ全体が力を合わせ乗り越えることができたが、今後は社長団が新たな覚悟と責任感を持ちより一層努力し、危機を機会に変えてもらいたいと呼びかけた。
サムスングループは会長退陣、戦略企画室の解体で、1日に系列各社独立経営という新たな経営体制をスタートさせた。社長団協議会は、各社単位での論議が不可能なグループ共通懸案などを話し合う機関として、従来の社長団会議を拡大・改編し設けられた。系列各社社長約40人が出席し、毎週水曜日に会議を行う。
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