市はまず、バス1台当たりの1日乗客数が800人以上の混雑路線や広域バス路線のうち利用客の多い10路線など、合わせて780路線に予備車両102台を投入し、運行を1日122回増やし輸送能力を5万3000人増加する。また、バスが混雑する149路線については朝のラッシュ時にバスを集中配車する方法で1日257回運行を増やし、輸送能力を5万8000人増やす計画だ。
あわせて通勤時間帯に乗客が集中する12路線には、需要が多い時間帯・区間に限り運行するバスを投入する。主要停留所だけに停車する急行バスも3路線で運営するほか、公共交通が弱い江南地域には支線バス路線を新設するなど、バスの供給を拡大する予定だ。
地下鉄については、朝のラッシュ時に2号線の新道林~三成駅区間で2編成を追加運行し、輸送能力を3200人以上拡大する。また、地下鉄混雑区間の非常待機電動車を既存の7編成から16編成に増やして混雑に迅速に対処するとともに、列車の遅れを防止することで総輸送能力を3万人以上増やす方針だ。
市関係者は、1日15万人が自家用車の代わりに公共交通を利用すれば、2250億ウォン(約228億円)相当の燃料費節減効果があると話している。
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