会議であいさつを述べる林検察総長=30日、ソウル(聯合)
会議であいさつを述べる林検察総長=30日、ソウル(聯合)
【ソウル30日聯合】林采珍(イム・チェジン)検察総長は30日、「違法・暴力に染まったキャンドル集会に終止符を打つ」との考えを示した。キャンドル集会など懸案に関する対応を話し合うため開かれた「法秩序確立に向けた全国部長検事会議」で、純粋な心で平和裏に始まった集会が暴力集会に変質しているとした上でこのように述べた。
 林総長は、集会に鉄パイプなどが持ち込まれ警察が無差別暴行を受けるなど、法秩序の根幹が揺るがされていると指摘した後、法が棄損され秩序が崩壊したソウルの都心を平和な空間に戻すと強調した。会議に出席した検事らには、違法・暴力行為の根絶に向けた総力対応体制を構築するよう指示した。

 また、インターネットを通じ根拠のない虚偽情報を広め、社会的対立や反目を増幅させるケースが頻発していると指摘し、無分別な主張と扇動で共同体の安全を脅かすサイバー暴力に対しても厳正に対処するよう注文したほか、外国産牛肉の流通に関しては原産地の虚偽表示なども徹底して取り締まるよう呼びかけた。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0