【ソウル30日聯合】韓国女性の平均賃金は男性の61%にすぎず、経済協力開発機構(OECD)主要国のなかでは性別による賃金格差が最も大きいことが分かった。
 OECDと統計庁によると、韓国男性の2005年の平均賃金を100とした場合、女性の平均賃金は61と集計された。男性が1か月に100万ウォンの賃金を受け取るとすれば、女性が受け取る額は61万ウォン程度ということだ。この賃金格差はOECD主要国で最も大きい。韓国では、女性は基本的に待遇が劣悪な臨時・日雇い職の割合が高いうえ育児負担などで経済活動参加率が低く、所得上昇の機会が断たれるケースが多いためと分析される。

 最も格差が小さかったのはニュージーランドで、男性100に対し女性は91。フランスとポーランドも89と、女性の賃金水準が男性の90%に迫っている。

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