キャンドル集会主催の国民対策会議、警察が家宅捜索

【ソウル30日聯合】ソウル警察庁は30日早朝、米国産牛肉輸入に反対するキャンドル集会を主導してきた集まり「狂牛病国民対策会議」と、その主力である市民団体の参与連帯、韓国進歩連帯の事務所を家宅捜索した。

　警察は午前6時30分ごろから、ソウル・鍾路区にある参与連帯1階に設けられた国民対策会議の事務所と2～5階の参与連帯事務所を約40分間捜索し、スピーカーはじめ各種の音響装備や太鼓、雨合羽など集会用の道具を押収した。

　また、6時ごろから約30分にわたり、永登浦区の進歩連帯事務所を家宅捜索し、デスクトップパソコン22台とノートパソコン1台、各種書類を確保した。警察はその際、違法集会を主導した容疑で逮捕令状を取った進歩連帯の民主人権局長を連行した。