【ニューヨーク27日聯合】国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が、就任後初の母国訪問に出発した。潘事務総長は27日朝にニューヨークを出発、最初の訪問地となる日本、中国を経て来月3日に韓国を公式訪問する。訪韓は次期事務総長だった2006年末以来、1年半ぶり。
 出発に先立ち、潘事務総長はニューヨーク特派員らと会った席で「1年6か月ぶりに故国を訪れることになり、個人的に興奮し、期待もしている」と述べた。短い訪問日程を最大限活用し、李明博(イ・ミョンバク)大統領をはじめ各界の人物と会い、韓国と国連の協力強化策について説明し意見交換する考えを明らかにした。潘事務総長は、国際社会で韓国の貢献度はまだ十分でないのが事実だとしながら、「今こそ韓国が政策的な面でイシューごとに積極的に寄与し、グローバルプレーヤーになる時だ」と強調した。

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 潘事務総長は訪韓初日、国連平和維持活動(PKO)に参加する将兵や宇宙飛行士のイ・ソヨンさんらに会って激励する。ソウル大学から名誉博士号を授与された後は、韓国国連協会が主催するレセプションに出席する。2日目は李大統領はじめ政府の指導者らと、北朝鮮核問題を含む地域懸案や国連に対する韓国の寄与拡大策などを話し合う。企業関係者200人余りが出席するグローバルコンパクトの行事にも顔を見せる予定だ。

 3日目は清州大学で開かれる模擬国連総会に出席した後、故郷の陰城郡を訪れる。翌日はメディアの編集・報道局長との朝食会出席などの日程をこなし、来月7日朝に主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)が行われる北海道に向かう。

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