【ソウル26日聯合】北朝鮮住民が6月だけでも6回、船で東海岸・西海岸の韓国領域に入ってきたと、ある政府消息筋が26日に明らかにした。韓国側はこれを異例として、北朝鮮側の動向を注視している。このうち動力船を盗んで韓国側に入ったケースは4件に達することから、北朝鮮側は境界地域の海岸で警戒警備態勢を強化しているもようだ。23日には1人が乗った小型伝馬船が東海で発見され、24日には親子2人が乗った漁船を操業中の漁船が発見し警察に届けたとされる。
 この消息筋によると、これら北朝鮮住民十数人のうち23日に発見された1人だけが北朝鮮に戻ると意思表示しており、政府は北朝鮮側への引き渡しについて検討している。

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