【ソウル25日聯合】韓国銀行が25日に出した第1四半期の資金循環動向によると、3月末現在の個人負債残高は757兆6000億ウォン(約78兆7148億円)で、昨年末の739兆7000億ウォンから2.4%増加した。統計庁の推計による昨年末人口(4845万6000人)で計算すると、1人当たりの借金は1563万ウォンとなり、昨年末の1527万ウォンからやや増加した。
 企業部門の負債残高は3月末現在993兆2000億ウォンで、昨年末から5.7%増加した。企業部門の資金不足規模は前四半期比9兆ウォン増の41兆9000億ウォン、資金調達規模は同45兆1000億ウォン増の66兆3000億ウォンに達し、いずれも2003年以降で最大となった。

 一方、3月末現在の韓国の総金融資産残高は8288兆3000億ウォンで、昨年末から3.4%増えている。個人の金融資産残高は1709兆6000億ウォンで、昨年末(1707兆1000億ウォン)とほぼ同水準だった。企業の金融資産残高は808兆5000億ウォンで昨年末(823兆7000億ウォン)からやや減少している。

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