【ソウル25日聯合】準工業地帯が密集するソウルの西南部が産業、業務、金融、研究開発(R&D)の4つの「新経済拠点軸」と「特性化拠点」に特化され重点的に開発される。ソウル市は25日、こうした内容を盛り込んだ「西南圏ルネサンスプロジェクト」を設け、推進する計画を発表した。
 市は西南地域を4つの経済中心軸に分け、永登浦~新道林~加山~始興に至る地域は知識・創造・文化産業の拠点として造成し、汝矣島~楊花~加陽~麻谷~空港洞は国際金融やバイオメディカル産業の中心軸として形成する計画だ。また、汝矣島~永登浦~木洞には仁川経済自由区域と連携した業務複合空間をつくり、ソウル大学~崇実大学~中央大学へと続く地域にはR&Dバレーを造成し、情報技術(IT)、生命工学(BT)産業の中心地として発展させる。

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 特に麻谷地域に2013年まで5兆1600億ウォン(約5374億円)を投入し、先端産業やバイオメディカルのハブとして開発し、汝矣島は国際金融地区、永登浦は先端情報と流通複合空間、新道林は複合業務生活空間として集中的に育成する予定だ。このほか2015年まで2000億ウォンを投じ、長期伝貰賃貸型産業施設やゲーム産業のメッカの役割を果たすソウルデジタルコンテンツコンプレックスも建設する方針だ。

 呉世勲(オ・セフン)市長は、西南圏ルネサンスプロジェクトは地域住民の住居環境の改善と経済活力の創出を同時に図る地域開発の新モデルであり、住居と工場が混在するこれら地域を産業・住居・文化空間に機能を分離させ新しい都市にすると話している。

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