【ソウル24日聯合】カンボジアとラオスがアジアの新興投資先として浮上し、国内企業からの投資と輸出も急増している。
 韓国貿易協会国際貿易研究院の報告書から24日に確認されたところによると、韓国企業のカンボジアに対する投資は2006年から大きく増え昨年10月末には累計12億6000万ドルに達し、中国に次ぎ2番目の投資国に浮上した。また、対ラオス投資も2006年は前年より16.4倍増え1億6400万ドル、2007年も8100万ドルと、同国の4大投資国に成長した。韓国企業が中国やベトナムからカンボジアとラオスに生産基地を移した迂回(うかい)投資を含めると、投資額はさらに拡大するとみられる。

 投資拡大に伴い、両国に対する韓国企業の輸出も増えている。輸出増加率をみると昨年はカンボジア向けが37.2%、ラオス向けは138.6%、それぞれ増加した。貨物自動車とその部品、建設重装備、繊維類、鉄鋼などが主力品目となっている。

 研究院関係者は、カンボジアとラオスに対する韓国企業の高い関心と投資拡大について、「現地市場の先占、投資関連の原材料・副材料輸出の増加、米国など第三国への迂回輸出の増加など、プラス面が多い」と話している。

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