【ワシントン22日聯合】米国の民主・共和両党議員らが、米国産牛肉輸入に関する韓米追加交渉で4月の合意内容が実質的に変更されたとして失望感と懸念を示している。
 ボーカス上院財務委員長は21日に声明を通じ、「韓米は追加交渉で月齢30か月以上の米国産牛肉の韓国輸出を制限し、月齢に関係なく全牛肉の韓国輸入を許可するとした4月18日の韓米協定内容を事実上変更した」と主張した。この合意は韓国や他国との米国産牛肉貿易における不幸な先例になったとし、事態を鋭意注視する姿勢を示した。

 牛肉生産が盛んなモンタナ州選出のボーカス委員長は、国際獣疫事務局(OIE)により米国産牛肉の安全性が証明されたにもかかわらず輸入を制限することは科学的な根拠がないとし、30か月以上の牛肉輸入禁止措置を受け入れられないと主張してきた。

 一方、チャンブリス上院農務委員会共和党幹事も声明を通じ、「米国産牛肉は安全で、OIEもこの事実を支持している。4月の協定の全面履行につながるよう期待する」と強調した。

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