自主決議内容を朗読する協議会臨時会長=20日、ソウル(聯合)
自主決議内容を朗読する協議会臨時会長=20日、ソウル(聯合)
【ソウル20日聯合】食肉輸入業者の集まり、韓国輸入肉協議会(仮称)が、米国産牛肉の輸入に関する韓米の追加交渉が終わった20日、業界として月齢30か月以上の米国産牛肉は輸入しないという内容の自主決議を発表した。
 協議会はソウル市内で記者会見を開き、「食肉輸入業者は業界レベルで自主的に、米国の輸出業者から30か月未満の牛肉だけを輸入する一方、国内流通の過程でも30か月以上の牛肉は取り引きしないようにする」と声明を発表した。米国の輸出業者が30か月未満の牛肉だけを輸出するという点を確実にするには米政府としての保証が切実だとし、これを要求する建議書と自主決議に賛同する業者の署名などを農林食品部や駐韓米国大使館、米国食肉輸出連合会の韓国支部に渡す方針を明らかにした。

 さらに、米国産牛肉の輸入衛生条件に対する国民の深い懸念を認識し、米国産牛肉に対する国民の信頼が回復されるまではこうした約束を守り、高品質で安全な牛肉を輸入するよう最善を尽くすと誓った。

 協議会によると、声明には約120社余りに輸入業者が参加した。

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