新大統領室長に蔚山大学の鄭正佶総長が内定

【ソウル20日聯合】新大統領室長に蔚山大学の鄭正佶（チョン・ジョンギル）総長が内定した。
　李明博（イ・ミョンバク）大統領は、柳佑益（リュ・ウイク）大統領室長を含め、空席となっていた社会政策首席を除く青瓦台（大統領府）の首席秘書官6人全員を交代することを決めている。20日午後6時に人事を発表する予定だ。

　鄭総長は、聯合ニュースのインタビューに対し「青瓦台に来てほしいとの要請を固辞していたが、どうしようもない状況のようだ」と述べた。蔚山大の発展戦略が完成に向かう状況で大学を離れるのが非常に心苦しいが、政府の提議に背くことも容易なことではないと話している。

　鄭総長は慶北大学とソウル大学行政学科、同大行政大学院出身。行政公務員試験に合格後、公職に身を置いたが、米ミシガン大学で博士号取得後、慶北大、ソウル大教授を歴任した。韓国行政学会会長、中央人事委員会人事政策諮問委員長なども務めた。