【釜山20日聯合】韓国と日本、中国の観光交流増進策の具体化を目指す、第3回韓日中観光担当相会議が22日から24日まで釜山と忠清北道・清州で開かれる。3カ国の観光担当相はじめ政府関係者、観光業界や学界の代表ら500人余りが出席する。
 3カ国の観光担当相は開幕式に先立ち、釜山展示コンベンションセンター(BEXCO)で20日から開かれている大韓民国祝祭博覧会を観覧し、各国の祭りの相互交流策などについて話し合う予定だ。開幕式は22日午後6時からBEXCOで開かれ、その後、出席者は釜山の代表的な観光商品であるクルーズツアーを体験し船上でレーザー花火ショーも楽しむ。

 本会議となる3カ国観光担当相会議は、23日に海雲台のヌリマルハウスで開かれる。主要議題は、観光の障害要因を取り除くための協力強化、持続可能な観光開発と魅力的な観光商品開発の協力、3カ国の観光交流の拡大、会談結果の具体的な実現策の模索など。3カ国の観光担当相は会議と討論の終了後に記者会見を開き、観光協力に関する具体的な内容を盛り込んだ「釜山宣言」を発表する。出席者は24日には清州に移動し、主な観光地や忠南大学を視察した後、閉幕式に臨む予定だ。

 一方、観光担当相会議と並行し、BEXCOでは3カ国の観光業界関係者が観光フォーラムを行う。

 釜山市関係者は、本会議では3カ国の観光担当相と釜山市長が個別に会い、日中の主要都市と釜山を結ぶ直航路線の増設やクルーズ観光活性化支援、釜山~上海~大阪の共同マーケティングの推進など、相互協力案について市の意向を伝える計画だと話している。

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