SSW工場のようす=19日、ソウル(聯合)
SSW工場のようす=19日、ソウル(聯合)
【ソウル19日聯合】サムスン電子と独シルトロニックがシンガポールに共同で設立した半導体ウエハー生産施設のSSWが、300ミリ(12インチ)ウエハーの量産を開始した。サムスン電子は19日、シンガポールのリー・シェンロン首相、権五鉉(クォン・オヒョン)半導体総括社長、シルトロニックのCEO、シッテンターラー博士らが出席する中、現地でSSWウエハー生産ラインの完工式を行ったと明らかにした。
 SSWは2010年までに300ミリウエハーの生産能力を月産30万枚水準に拡大することを目標とし、生産量の一定割合をサムスン電子に供給することになる。サムスン電子とシルトロニックは2006年7月に2億ドルずつを出資し、同社を設立した。

 権社長は「両社の協力とシンガポール政府の積極的な支援のおかげで、良質な300ミリウエハーの安定的な供給源を確保することになった」と評価している。

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