【水原18日聯合】京畿道・安養で小学生女児2人、軍浦で女性1人を殺害し、未成年者略取・誘引、強姦未遂及び殺害などの罪で拘束起訴されたチョン・ソンヒョン被告(39)に18日、死刑が言い渡された。
 水原地裁は判決文で、当初は犯行の意思がなく故意の犯行と認めることは難しいが、意思決定力のない心身耗弱状態だったとみることはできないとし、再犯の危険が高く、幼い子どもを対象とした犯罪が後に続かないよう予防的な次元から、法定最高刑を宣告する必要があると、死刑宣告理由を説明した。女児殺害に関する嫌疑はすべて有罪、女性殺害の嫌疑については殺人罪ではなく傷害致死罪を認めた。死刑は命を剥奪する冷厳な刑罰であり、文明国で極めて例外として行われる処罰だという点を考慮しでも、死刑宣告は免れないとした。

 チョン被告は2004年に当時44歳の女性を暴行した上で殺害し遺体を破棄、昨年12月には11歳と9歳の女児を誘拐・殺害し遺体を切断して捨てた罪で、4月11日に拘束起訴された。

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