【瀋陽18日聯合】中国が北朝鮮と手を組み、北朝鮮・黄海南道甕津郡の甕津鉄鉱を共同開発していることが分かった。
 中国の複数の対北朝鮮消息筋は18日、中国屈指のマグネサイト加工会社が北朝鮮と共同で西海合営会社を設立後、昨年下半期から中国人職員150人が常駐し、甕津鉄鉱の開発を進めていると伝えた。この中国企業は海外進出戦略の一環として北朝鮮のマグネサイト鉱山進出を進める過程で鉄鉱開発に方向を転換し、北朝鮮と合営会社を設立したという。合営会社の資本金は3600万ユーロで、まずは鉄鉱開発に注力し、今後は1万5000キロワット級の火力発電所、専用港湾、製鉄所などに事業領域を拡大する計画だ。

 ある対北朝鮮消息筋は、甕津鉄鉱の鉄鉱石の品質は低いが国際原材料価格が急上昇したことで経済性を持つようになったほか、露天鉱山のため開発コストが少ない上に鉱山の位置が中国に近い点などが考慮され、投資が決定されたようだと説明している。

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