経済成長率については、李明博(イ・ミョンバク)政権は7%を公約に掲げたが、内外環境の悪化で3月には6%前後と修正した。政府関係者は、政府見通しには「少なくともこの程度は達成する」という意思も込められていると話しており、今回の見直しでは5%前後とされる可能性があると思われる。消費者物価見通しでは、政府が経済政策の焦点を政調から物価に変更したことを受け、大幅な下方調整はないものと予想される。
貿易収支見通しは、方向性そのものが変更になる可能性もある。年初に貿易収支目標を130億ドルの黒字としたが、1月から5月までで、すでに52億2800万ドルの赤字を経常している。年間ベースで貿易赤字となるのは1997年以来だ。
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