【ソウル11日聯合】南北共同宣言8周年を迎え、韓国と北朝鮮が金剛山で15日から2日間にわたり共催する記念行事が、南北協力基金の支援を受けずに行われることになった。南北共同宣言実践の韓国側委員会関係者が11日に伝えたところによると、韓国側委員会は現政府の厳格な基金運用基調、北朝鮮の韓国に対する中傷などを考慮し、基金を申請しないことを決めた。
 その代わり、韓国側委員会は統一部が民族和解協力汎国民協議会(民和協)に支援する政府予算の一部(約3900万ウォン)を使えるよう要請する趣旨の申請書を10日に政府に提出した。韓国側委員会関係者は、統一部が民和協への支援金として3900万ウォン(約407万円)を提供し、民和協はこの支援金を記念行事に使うという概念だと説明し、政府が支援申請に応じるよう期待すると述べた。政府はこの行事に関連し、基金支援申請があれば検討するとの立場を示してきた。

 2005年と昨年に北朝鮮で開催された記念行事には、それぞれ6億6000万ウォン、3億1000万ウォンの基金が支援された。

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