韓国証券市場の安定性は先進国水準、先物取引所

【ソウル11日聯合】米国の信用力の低い個人向け住宅融資（サブプライムローン）の焦げ付きや原油高などの悪材料により、年初から世界の証券市場のボラティリティ（変動性）が拡大したが、韓国の証券市場は先進国とほぼ同水準の安定性を示していることが分かった。
　証券先物取引所が11日に明らかにしたところによると、総合株価指数の過去3か月のボラティリティは17．5で、ドイツ（19．5）、米国（19．6）、英国（19．9）、フランス（20．2）より良好だった。過去6か月間のボラティリティは22．3で、米国の19．2に比べるとやや不安定だが、ドイツ（24．0）、英国（23．1）、フランス（24．7）よりは安定的だった。指数のボラティリティは数値が高いほど投資チャンスが増える側面があるものの、その分リスクが増加し、投機的要素が多く市場が不安定であることを意味する。

　専門家らは、総合株価指数が過去3か月間にわたり以前のピークを超えられずにいるものの他国に比べ相対的に安定した流れを見せているのは、韓国企業の実績が市場で認められていることを示すものだと分析している。