「新たな覚悟で出発」李明博大統領が決意示す

【ソウル11日聯合】李明博（イ・ミョンバク）大統領は11日、「今回の経済・原油高危機も国民と企業、労働者、政府、政界が団結すればどの国よりもうまく乗り越えられるだろう」とし、政府も新たな覚悟で出発すると決意を示した。
　青瓦台（大統領府）で行われた第1回中小企業成功戦略会議で、冒頭発言を通じて述べたもの。こうした発言は、近く断行される内閣改造を国政混乱の収拾と再出発の契機としたい考えを示したものと受け取れる。

　また経済危機と関連しては、未来が不確実で、原油価格が1バレル＝150ドルになるか200ドルになるか予測できず危機感が漂っているとしながら、原油高非常対策を整えるべき段階が来るかもしれないと懸念を示した。

　続けて、「経済的困難のさなかに青瓦台首席と内閣が一括辞意を表明し、国政に空白が生じないかと国民が心配している。徹底して国政の空白を防ぐと国民に申し上げる」と述べた。