【ソウル10日聯合】アシアナ航空は10日、最近の原油高によるコスト負担拡大を受け、来月(発券日基準)から国内線にも燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を導入すると明らかにした。
 すべての国内線路線に適用される燃油サーチャージは、平均航空燃油価格(シンガポール航空油の現物市場価格基準)の動きにより2か月ごとに変更され、7~8月は付加価値税込みで片道基準1万5400ウォン(約1600円)となる。大韓航空も先ごろ、来月の発券分から同額の燃油サーチャージを賦課すると明らかにしている。

 アシアナ航空は、顧客の負担を考慮し2004年8月以降は航空運賃を引き上げずに対策を講じてきたが、今年は国内線の累積赤字がすでに200億ウォンに達するなど状況が悪化しており、やむを得ず燃油サーチャージの適用を決めたと説明している。

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