【ソウル4日聯合】国内の牛肉輸入業者が、月齢30か月以上の米国産牛肉を自主的に輸入しないことを決めた。また、こうした自主規制を踏まえ米国の牛肉輸出業者側と接触し、30か月以上の米国産牛肉の輸出入を互いに自制できる基盤を作ることにした。
 牛肉・豚肉輸入業者の集まりである韓国輸入肉協議会(仮称)は4日、「米国の牛肉輸出業者らが30か月以上の牛肉を一時的に輸出しないとの立場を発表したことに関連し、輸入業者らも自発的に30か月未満の牛肉だけを輸入することにした」と述べた後、こうした方針を明らかにした。これまで30か月以上の米国産牛肉はできるだけ輸入しない方向で意見をまとめてきており、関連業者70社に対しこの日文書を送り、これを決議文に整理し発表する方策について同意を求めているという。反応は非常に肯定的なようだ。

 協議会は会員企業の同意が得られ次第、決議文を発表する予定だ。ただ、これは勧告事項にすぎず、会員企業に対する拘束力はないと説明している。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0