【ソウル4日聯合】6カ国協議議長国の中国が協議再開に向け20日前後に6カ国首席代表会合の開催を進めていると伝えられた。政府高官消息筋が4日に明らかにした。現在は中国が日程調整のため各国の意見をまとめているが、14日の日韓中外相会談、月末の主要国首脳会議(サミット)外相会合などを考慮し、20日前後となる可能性が高いとしている。
 また6カ国協議当事国らは、再稼動する6カ国協議プロセスの動力を可能な限り維持するため、首席代表会合の直後に6カ国外相会談を行う案を積極的に検討しているという。この消息筋は「外交に重要なのはモメンタムの維持」だとし、北朝鮮が大変積極的に核開発計画の申告に関する話し合いに臨んでいるだけに、6カ国協議プロセスの進行に大きな障害はないとの見方を示した。

 韓国政府も6カ国協議の進行促進に向け、北朝鮮の核計画申告に対する見返り措置としての経済・エネルギー支援について話し合うため、供与する5カ国での会議を10日にソウルで、経済・エネルギーに関する作業部会を11日に板門店韓国側地域の平和の家で、それぞれ開催する。またこれに先立ち、南北間の事前準備協議を5日に平和の家で行う。

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