【ロサンゼルス3日聯合】起亜自動車が米国市場進出以来初めて、2か月連続最多販売記録を達成した。
 起亜自動車米国販売法人が3日に明らかにしたところによると、5月の1か月間に北米地域で販売された同社製車両は3万1047台で、前年同期に比べ9%増加した。同社は4月に歴代月間最多販売(3万66台)を記録しているが、これをさらに上回る販売実績だ。米国全体に広がる不景気と原油高のなかで、2か月連続で新記録を達成した。

 車種別では、小型車の「リオ」「スペクトラ」が、それぞれ28.6%と10.5%増加した。競争の激しい中型車部門でも、「オプティマ」が120.8%の大幅増加を記録、8197台を販売した。

 安秉模(アン・ビョンモ)米国生産及び販売法人総括社長は、優秀な商品性と群を抜く経済性に対する消費者の認識が広がったことで販売が本格的に増加していると話す。市場の苦境にもかかわらず、起亜のディーラーをはじめ販売の現場で最善を尽くした結果だと評価した。

 現代自動車も同期間に、前年同期比5.8%増の4万6415台を販売した。車種別では、小型車の「アクセント」が892%、「エラントラ」が46.5%増加し、業績増大に寄与した。「ソナタ」も12.1%増加したが、このほかの車種は減少した。

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