光化門の交差点に集まるデモ参加者=3日、ソウル(聯合)
光化門の交差点に集まるデモ参加者=3日、ソウル(聯合)
【ソウル4日聯合】政府が3日、月齢30か月以上の米国産牛肉の輸出を中断するよう米国側に要請したが、連日の市民による抗議活動は収まらず、同日夜もソウル都心では大規模な街頭デモが行われた。
 雨が降るなかにも午後7時にはソウル市庁前広場と清渓広場に1万人(警察推算)の市民が集まり、米国産牛肉輸入に関する交渉無効化と再交渉を求めた。

 全国1700余りの市民団体とインターネットユーザーによる「狂牛病国民対策会議」が演壇をしつらえた市庁前広場では、レインコートを着てキャンドルを携えた市民6000人が自由発言などを行った。

 清渓広場では全国民主労働組合総連盟(民主労総)も初めて参加し、所属する全国教職員労働組合、全国金属労働組合などの組合員300人と市民200人余りが「交渉無効・全面再交渉および暴力政権の糾弾」という名の下でキャンドル集会を開いた。

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