シャープ新司令官(左)とベル前司令官=3日、ソウル(聯合)
シャープ新司令官(左)とベル前司令官=3日、ソウル(聯合)
【ソウル3日聯合】韓米連合司令官兼在韓米軍司令官にシャープ米陸軍大将が就任し、3日から公式業務に入った。竜山基地内で同日に行われた就任式には、国防部の李相憙(イ・サンヒ)長官、ゲーツ米国防長官、合同参謀本部の金泰栄(キム・テヨン)議長、米合同参謀本部のミラン議長、ベル前司令官ら、韓米の主要関係者が出席した。シャープ司令官には、韓米連合司令部と国連司令部、在韓米軍司令部の指揮権が移譲された。

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李長官はベル前司令官の労苦をたたえ、シャープ新司令官については「古くから韓国と深い縁を結んできた、韓米連合司令官になるべくしてなった人物」と評価した。新同盟軍事構造が朝鮮半島の安定を保障する強力で効率的な体制となることが新たな課題だと述べた。ゲーツ長官はシャープ新司令官を組織力とリーダーシップを兼ね備えた人物だと紹介するとともに、就任を機に韓米同盟は21世紀のより強固な同盟に生まれ変わるだろうと述べた。

 陸軍士官学校出身のシャープ新司令官は、1996年6月から2年5か月にわたり韓国で勤務し、韓米連合司令官及び国連軍司令官の人事参謀、米第8軍所属歩兵第2師団副師団長などを歴任した。米陸軍を代表する「韓国通」の1人とされる。1999年12月から2001年11月までは米陸軍歩兵第3師団長を、2005年8月からは米合同参謀本部長を務めた。

 2004年2月3日に就任したベル前司令官はこの日をもって離任し、2年4か月の勤務を終えた。

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