不遇受刑者・生計担う運転者283万人に赦免や減刑

【ソウル3日聯合】政府は3日、李明博（イ・ミョンバク）大統領の就任100日を迎え、4日付で150人を特別赦免または減刑し、運転免許に関する制裁者282万8917人に対し特別減免措置を取ると明らかにした。政府は「今回の赦免は不遇な受刑者や生計を支える運転者を主な対象とする民生赦免で、反人倫的な重大犯罪者や腐敗事犯、政治家や経済人、高位公職者などは排除した」と説明した。
　特別赦免と減刑の対象者150人のうち、70代以上の高齢者は52人、1級身体障害者が12人、重症患者が21人、100万ウォン以下の罰金を言い渡されたが納付できず労役場に留置された受刑者が56人などとなっている。

　運転免許の取り消しや停止、違反点数の累積などで運転を禁じられていた人のうち、今回特別減免となった生計を担う運転者は282万8917人で、各項目別に違反点数の削除や運転免許の行政処分免除、運転免許取得欠格期間の解除などの措置がそれぞれ取られた。