【ソウル3日聯合】5月末現在の外貨準備高は2582億ドルで、4月末に比べ22億8000万ドル減少した。韓国銀行が3日に明らかにした。外貨資産運用収益は増加したものの、ユーロと円が弱く、ユーロ、円建て資産の米ドル換算額が減少した上、韓国銀行が先月スワップ市場に参与し銀行界にドルを供給したため。
 外貨準備高の内訳は、有価証券が2303億6000万ドル(89.2%)、預金が273億1000万ドル(10.6%)、国際通貨基金(IMF)リザーブポジションが3億7000万ドル(0.1%)、金が7000万ドル(0.03%)など。

 一方、4月末基準の主要国・地域の外貨準備高は、中国が1兆6822億ドル、日本が1兆38億ドル、ロシアが5295億ドル、インドが3129億ドル、台湾が2894億ドル、韓国が2605億ドル、ブラジルが1958億ドルなどとなっている。

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