【ワシントン2日聯合】韓国内で政治問題に飛び火した米国産牛肉の輸入再開について、米通商代表部(USTR)が韓国政府と数日間交渉を続けていると、米通商専門誌のインサイド・US・トレードが2日に報じた。
 USTRはこれと関連し、韓国政府が牛肉の輸入衛生条件告示を保留し再交渉を検討する立場を示したことについて、状況を把握するため韓国側と接触していると明らかにした。USTRのスパイサー報道官は聯合ニュースの電子メールインタビューに対し、「米国は状況をより正確に把握するため、韓国政府と緊密に協力している」と述べた。

 一方、国務省のマコーマック報道官も同日の会見で、この問題については韓国政府と協議を続けると話した。続けて「米国産牛肉は安全だと重ねて説明したい。われわれは3億人の米国人にこれを証言させることができる」と、牛肉の安全性を強調した。

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