【ソウル2日聯合】民心離れの事態を収拾する国政刷新案に関連し、ハンナラ党内で首相と青瓦台(大統領府)秘書室長の交代を含む全面的な人事刷新を求める意見が公に飛び出した。同党は2日、米国産牛肉輸入問題から引き起こされた現在の政局の収拾策をまとめるため議員総会が開いたが、全面刷新の要求が大勢を占めたようだ。
 姜在渉(カン・ジェソプ)代表もこの日、李明博(イ・ミョンバク)大統領との会合で、民心を一新する意味で幅広い内閣改造があれば良いとの意見を伝えた。聯合ニュース記者と会った姜代表は、人名を挙げることはしなかったとしながらも、「政務的機能を遂行する必要があるだけに政治的判断が必要ではないか」と述べた。ある党職者は、民心を踏まえ判断すべきだろうと伝えている。

 長官と青瓦台首席秘書官を含め少なくとも4~5人の交代が検討されているという内閣改造の幅が、さらに拡大するか注目される。

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