【ワシントン1日聯合】米国産牛肉の輸入再開をめぐる国内の混乱が収まらないなか、米農務省は1日、9月末までの2008会計年度における米国の対韓国農業輸出規模は44億ドルで、昨年から38.5%増加するとの見通しを示した。聯合ニュースが入手した農務省の「米農業輸出の第2四半期展望報告書」から明らかになった。2月の農務省見通し(37億ドル)より7億ドル多い。
 また米国の国別農業部門輸出額で、韓国はカナダ(158億ドル)、メキシコ(147億ドル)、日本(114億ドル)、中国(105億ドル)に次いで5位に入った。農務省は韓国への農業輸出増加について、穀物価格の引き上げやマメ・豚肉・乳製品の輸出増加などによるものと分析している。

 一方、米国の全世界への農業輸出は穀物価格引き上げなどにより過去最高の1085億ドルを記録するものと予測した。 

 農務省のシェーファー長官は、「自由貿易協定(FTA)は世界市場に米国の農業製品を販売する上で非常に大きな影響力を持っている。議会が韓国やコロンビア、パナマと締結したFTAの批准に同意していないことは不幸なことだ」とし、早期の批准同意を促した。

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