【ソウル29日聯合】国立獣医科学検疫院は29日、専門家9人が12日から26日にかけ米国内30か所の作業場で牛肉の食肉加工実態を調査した結果、衛生管理に問題ないものと判断されたことを明らかにした。今回の点検は、韓米牛肉輸入衛生条件の改定で生後30か月以上の牛の輸入が追加で許可されることから、牛肉の安全性を確認するために行われた。
 検疫院は、対象作業場は歯牙鑑別法を用いて牛の月齢を確認しており、生後30か月以上の牛の肉については加工時の色素表示、タグ装着などを通じ区分されていると明らかにした。ただ、最終製品に加工された後は別途の区分表示がなかったとしている。

 検疫院はまた、特定危険部位についても加工過程で安全に除去されていることが確認されたと伝えた。生後30か月以上の牛の頭がい骨、脳、目、三叉神経節は牛の頭部とともに除去され、扁桃(へんとう)は加工の際に分離されていたと説明している。

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