内訳をみると、大企業が2ポイント、輸出企業が1ポイント上昇し、中小企業と内需企業はそれぞれ4ポイント下がった。業種別では自動車が3ポイント、1次金属が2ポイント上がった半面、石油精製はマイナス16ポイント、化学がマイナス10ポイントと大きく悪化している。韓国銀行は、内需不振と原油高上昇が指数を押し下げたと説明した。
売上高BSIは113で前月の109から4ポイント下がり、輸出BSIも114から110、内需販売指数は105から102、生産指数は108から105に低下した。一方、資金繰りは83で前月と変わらなかったほか、人員面は92から93、生産設備水準は101から103に小幅上昇した。
製造業が経営上の問題として挙げたのは、「原材料価格の上昇」が46.4%で最多。次いで為替要因が13.5%、内需不振が12.1%、競争激化が6.6%、輸出不振が4.2%の順となっている。
また、来月の見通しBSIは88と集計された。前月の92に比べ4ポイント低い。
非製造業の場合、5月の業況BSIは80で前月に比べ3ポイント低く、見通しBSIも82から80に下がった。
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