韓国銀行が29日に公開した国際収支統計によると、昨年の留学研修費対外支出は50億980万ドル、特許権などの使用料支出は50億7510万ドルだった。2部門合計額を前日のウォン・ドル相場終値の1ドル=1037ウォンで換算すると、10兆4600億ウォン(約1兆550億円)に達する。
2000年には9億5790万ドルだった留学研修対外支出は、2001年は10億7000万ドル、2002年は14億2066万ドル、2003年は18億5470万ドル、2004年は24億9380万ドル、2005年は33億8090万ドル、2006年は45億1460万ドルと推移してきた。昨年は2000年の5.2倍まで拡大し、50億ドルを突破した。今年に入ってからは増加の勢いがやや落ち着いたものの、依然として高い水準だ。第1四半期の支出額は前年同期(12億3260万ドル)に比べ3.4%少ない11億9020万ドルで、2001年第1下半期以降、初めて減少を示した。
一方、昨年の韓国の留学研修収入は4650万ドルで、対外支払額の0.9%にとどまった。
特許権使用料などの対外支出も、2000年の32億2110万ドルから、30億5290万ドル、30億220万ドル、35億7000万ドル、44億4590万ドル、45億6080万ドル、46億5040万ドルと年々拡大を続け、やはり昨年50億ドルを超えた。今年第1四半期は16億2220万ドルで、前年同期(13億6530万ドル)に比べ18.8%増加した。これに対し韓国の特許権使用料収入は19億2010万ドルで、支出の37.8%にとどまっている。
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