【ソウル28日聯合】米貨物航空会社のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が28日、アジア太平洋地域の中小企業リーダーらを対象に実施した「UPSアジア・ビジネス・モニター2008」の結果を発表した。今年で4回目となるこの調査は、昨年12月18日から今年1月24日まで、韓国、中国、日本、豪州を含むアジア太平洋12カ国・地域で、自動車、繊維・衣類、電子・電機、医療・製薬などの分野で活動する中小企業家各国100人(フィリピン101人)、計1201人に対し、電話インタビューの形で実施された。
 それによると、中小企業ビジネス競争力で韓国は3位と評価された。1位は中国、2位は日本、4位は香港とシンガポール。また、韓国の中小企業家の66%をはじめ多くの中小企業家らが、今年の自社ビジネス成長見通しを楽観視していた。特に、韓国の中小企業家の51%(複数回答)は、IT分野の成長に期待ができるとしている。

 このほか韓国の中小企業家らは、ビジネス上で最も困ることとして、政府の規制(55%)、製品及びサービス品質(54%)、優秀な人材の確保(43%)などを挙げた。韓国が北東アジアの金融・ビジネス・物流ハブに成長するためには、周辺国との連帯強化(26%)、国内インフラの改善(25%)を優先的に行うべきだとの意見が挙がった。

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