首相主宰の関係閣僚会議=28日、ソウル(聯合)
首相主宰の関係閣僚会議=28日、ソウル(聯合)
【ソウル28日聯合】政府は28日に関係長官による原油高対策会議を開き、原油価格高騰に苦しむ庶民や零細企業の負担を軽減するため、エネルギーバウチャー制度の導入と油価補助金の支給延長を積極的に検討することを決めた。近く与党政府協議を行い具体的な対策を確定する。
 政府は原油高止まりによるエネルギーコスト上昇を考慮し、生活補助金支援対象者ら低所得層に対し政府がガスや電気料金、暖房や給油代金などの支払いを保証するエネルギーバウチャー制度を導入する方針だ。エネルギー関連の料金支払いに際し、バウチャー(クーポン)を提示すればバウチャー該当額を引いた額だけを納付すればよくなる。

 政府はまた、軽油価格急騰による貨物運送業界、零細企業の負担を減らすため、油価補助金の支給延長も検討する。あわせて政府・公共部門におけるエネルギー消費10%節約計画を積極的に進め、大企業や団体などのエネルギー節約運動への賛同を促す考えだ。

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