26日夜、街頭デモを始めようとする集会参加者と、妨げる警察=(聯合)
26日夜、街頭デモを始めようとする集会参加者と、妨げる警察=(聯合)
【ソウル27日聯合】警察は27日、米国産牛肉の輸入に反対し今月2日からソウル・清渓川広場などでキャンドル文化祭を主催してきた5つの団体の代表や責任者、管理者に対し、集会・デモに関する法律違反などの疑いで捜査に着手したことを明らかにした。
 捜査対象は2MB弾劾闘争連帯、狂牛病リスクの米国産牛肉全面輸入を反対する国民対策会議、李明博弾劾に向けた汎国民運動本部、みなともに、狂った牛ドットコムの5団体。鍾路警察署は国民対策会議の共同状況室長ら10人に対し、来月2日までに出頭し調べを受けるよう求める出席要求書を送る。期限までに出頭せずその後の出頭要求にも応じない場合は、逮捕令状を申請することも検討している。

 警察関係者は出頭要求について、「キャンドル文化祭にかこつけ違法な夜間集会や街頭デモを主催し、警察の解散命令に応じず市内の主要幹線道路を占拠して交通を妨害するなど、組織的に違法行為を主導した疑いがある」と説明した。警察では、連行したデモ参加者の身元確認と街頭デモに関する資料分析などを通じ、デモ主導者を明らかにする調査も進めているという。

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