握手を交わす李会昌総裁と文国現代表=23日、ソウル(聯合)
握手を交わす李会昌総裁と文国現代表=23日、ソウル(聯合)
【ソウル23日聯合】自由先進党と創造韓国党が23日、政党間連帯の形で院内交渉団体を共同構成することに合意した。両党は第18代国会で、ハンナラ党と統合民主党に次ぐ3つ目の院内交渉団体として誕生することになる。2つの党が党統合ではなく、連合形態で交渉団体を共同構成するのは極めて異例だ。
 先進党の李会昌(イ・フェチャン)総裁と創造韓国党の文国現(ムン・グクヒョン)代表は同日、国会議員会館で会い、「先進党と創造韓国党は大運河阻止、権益主権と国民の健康権確保が前提の米国産牛肉輸入、中小企業活性化を目指し共同努力することで意をまとめ、交渉団体を共同構成することにした」と合意文を発表した。両党は韓米同盟の重要性を確認したほか、北朝鮮に対し人道的に近づくことが必要との意見で一致し、両党の間に存在する立場の違いを縮めていくため話し合いを始めるという。人中心の創造的な資本主義を中心に、温かな共同体建設に向けた研究と議論も進めていくと述べた。

 第18代国会議員総選挙で先進党は18議席、創造韓国党は3議席を獲得しており、両党共同で交渉団体として登録すれば21議席となる。前科記録などの問題が持ち上がっている創造韓国党の比例代表当選者を除いても20議席で、交渉団体として必要な20議席を満たせる。

 さらに先進党は信頼関係が築かれれば次の段階として統合案まで構想しているが、創造韓国党は統合には難色を示す。一方、「政党保守」を標榜する先進党と「創造的な進歩」を模索する創造韓国党が理念的な違いを超えて手を組んだことに対し、原則のない政略的な離合集散という批判も出ている。

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