【ソウル22日聯合】国土海洋部は22日、2010年に船舶保有量世界5位を目指すとの方針を示した。
 ドイツの海運専門研究機関ISL(Institute of Shipping Economics and Logistics)によると、昨年末現在の韓国の船舶保有量は3680万DWT(載貨重量トン)で、ギリシャ、日本、ドイツ、中国、ノルウェーに次いで6位だった。韓国の船舶保有量は1998年の通貨危機以来、10位圏内を推移してきた。今年5月現在、国内船会社が発注した船舶建造量だけで2200万DWTに達しており、今後も規制緩和と投資促進を続ければ2010年の5位入りは無難だと、同部はみている。

 昨年は特に韓国籍船舶量の増加が顕著で、2004年には850トンにすぎなかったのが1800万トンに達した。毎年20%以上の増加率をみせている。韓国籍船舶量の増加は、船舶ファンドやトン税制など2004年以降に導入された海運支援政策の効果と思われる。

 国土海洋部は世界5位の海運大国入りに向け、船舶ファンドなど船会社に対する多様な金融手段の提供を強化するほか、海外ターミナルや物流業者の買収支援を通じ、海運仲介業や船舶管理業を活性化する方針だ。

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