【ソウル21日聯合】韓国と日本で今年発見された鳥インフルエンザウイルスの遺伝情報が事実上一致することが分かり、渡り鳥による拡散説が一層有力になっている。
 国立獣医科学検疫院・疫学調査委員会のキム・ガソク委員長は21日、全羅北道・金堤と日本の秋田県でそれぞれ分離した鳥インフルエンザウイルスが、すべての遺伝子で99.7%以上の同一性を示したと述べ、遺伝的に非常に関連性が高いと明らかにした。これは冬の渡り鳥が韓国を経て東南アジアに向かい、3~4月ごろに再び韓国と日本を訪れ北上する際に韓日に鳥インフルエンザウイルスを持ち込んだとの見方を裏付けるものだ。2003~2004年、2006~2007年にも、韓日では同じ種類の高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されている。

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