建議案を提出する3党代表ら=21日、ソウル(聯合)
建議案を提出する3党代表ら=21日、ソウル(聯合)
【ソウル21日聯合】統合民主党と自由先進党、民主労働党の野党3党が21日、米国産牛肉輸入交渉に関する責任を問い、農林水産食品部の鄭雲天(チョン・ウンチョン)長官に対する解任建議案を国会に提出した。
 3党は解任建議案を通じ、「鄭長官は牛肉交渉に責任を負う主務官庁の長官として、交渉で堅持すべき基本原則さえも順守できなかっただけでなく、基本的な内容も熟知しないまま交渉を締結し、国の検疫主権と国民の健康権を大きく損ねた」と主張した。続けて「鄭長官は誤った交渉を率直に認めて再交渉に乗り出すどころか、偽りの情報と主張で真実を隠し、その場をとりつくろおうとしただけにこれ以上在職する資格がない。かたくなに既存の交渉を貫徹しようとすることは、これ以上農林水産食品部長官としての職務遂行意思と能力がないことを示している」と述べ解任を促した。

 3党は22~23日の本会議で解任建議案を通過させる方針だ。憲法第63条によると、長官解任建議案は在籍議員の過半数の賛成で通過し、本会議報告から24時間以降72時間以内に処理しない場合は自動的に廃棄される。

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