会合に先立ち握手を交わす韓米日首席代表=19日、ワシントン(聯合)
会合に先立ち握手を交わす韓米日首席代表=19日、ワシントン(聯合)
【ワシントン19日聯合】6カ国協議米国首席代表のヒル国務次官補(東アジア担当)は19日、北朝鮮が間もなく6カ国協議議長国の中国に対し、核開発計画を申告するようだと述べた。
 ヒル次官補は同日、韓国首席代表の金塾(キム・スク)朝鮮半島平和交渉本部長、日本首席代表の斎木昭隆外務省アジア大洋州局長とともに3カ国首席代表会合を行った。終了後に記者らに会いこのように明らかにし、北朝鮮が申告をすれば、その後「かなりの早期に」6カ国協議が開催されるだろうと述べた。また、数週間以内にスピードが上がるだろうとし、「何月何日とは言えないが、核計画申告の実行時点に到達している」と強調するなど、申告問題が最終段階に至ったことを示唆した。

 核計画に盛り込まれる内容については「パッケージとして北朝鮮のすべての要素を含むことになるだろう」と述べるなど、プルトニウムだけでなくシリアとの核協力疑惑やウラン濃縮計画(UEP)も、どのような形であれ包括的に反映されることを示唆している。

 一方、金本部長は会合終了後、「北朝鮮の核開発計画申告と検証、次期6カ国協議の開催など多様な問題について深度ある話し合いを行った」と評価した。今後も3カ国であれ4カ国であれ、北朝鮮の核問題の進展に向け積極的に協議に臨むと話している。斎木アジア大洋州局長は、日本の懸案である日本人拉致問題に関連し「北朝鮮が協力的に出てくることを望む」と述べた。

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