【ソウル19日聯合】知識経済部の李允鎬(イ・ユンホ)長官は19日、韓米自由貿易協定(FTA)の批准が第18代国会に持ち越された場合、発効の遅れが長引く可能性があるとの見通しを示した。KBSのラジオ番組のインタビューで述べたもので、第18代国会開会後の国内外の政治状況が容易ではないとしながらこのように言及した。
 李長官は、「第17代国会で処理されるのが最善であり、批准案が18代国会に持ち越された場合は全ての手順を最初から始めなければならず、韓米FTA履行に向け国会に上程された20余りの法令も廃棄される」と指摘した。また、第18代国会がスムーズに運営されるとしても、院構成や議員に対する説得作業などの環境作りが必要なため9月の通常国会前の処理が難しい上、米国も大統領選挙の日程に伴い9月以降は実質的に批准案に対する論議を期待し難い点を問題点として挙げた。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0